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我が命の削り節。
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今朝のこと。
NPO法人主催「障害者のためのIT講座」で授業をする為に出掛けようとしたら、なにやら自転車が定位置からズレている。
よく見ると前カゴの中に入れてあるネットも半分落ちかかってるので、風で倒れたところを誰かが起こしてくれたのかな...と思いつつ近寄ると、後輪の鍵がグニャリと変形している。
そう、これは明らかに何者かが自転車を盗もうとして漕ぎ出し、鍵が引っ掛かってパニックになり、慌てて元に戻してトンズラした跡だ。
呆れた気分でキーを差し込んだものの、鍵の変形がひどくて開かない。やむなく部屋に戻ってドライバーを持出し、鍵周りを丸ごと外しに掛かるも、これまた変形が酷くてフレームに引っ掛かり、なかなか取り外せない。
10分ほど悪戦苦闘して、ようやく鍵を撤去。慌てて駅まで漕いで、駐輪場の係の人に事情を話したら臨時の錠前を貸してくれた。そう、駐輪シールを貼ってない違法自転車をロックしておくためのもの。あやうく電車に遅れそうになりながらも、なんとか授業に間に合った。

それにしても、世の中あまりに簡単に人の物を盗む輩が多過ぎる。
バイクごと盗まれたこともあるし、ジワジワとバイクの部品を持って行かれたこともある。施錠してシートカバーを掛けてたのに。その有様。
今回も鍵に被害を受けたことそのものより、程度の低い人間が沢山いるという現実のほうに、なんとも陰鬱な気分になる。

授業が終わって駐輪場の係の人にお礼を良い、駅からの帰途は遠回りしてホームセンターで鍵を買ってきた。せめて今回の犯人が、少しでも良心の呵責を感じていてくれると良いのだが。
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大学の今期の授業が終了し、来期のシラバス入力が始まった。
最近は文科省の指導というか締め付けというか、過干渉なのでは?と疑いたくなるほどの様々な決まり事が大学に押し付けられていて、シラバスの入力も異常なくらいに細かい要項を満たさないといけなくなった。
もちろんユルユルのノーチェックは論外だし、昨年のSTA◯細胞事件で大学の権威も揺らいでいる現状を鑑みると、より厳格なものを目指すことに異論はない。
でも、その細かい要項の一つひとつに目を通していると、これは年間を通して授業を教えた経験がある人が考えたのだろうか…と疑問に思う項目がチラホラ。
あくまで個人的な印象だけれど、単なる言葉遊びや机上の空論のように感じる項目が目について、そのたびに入力の手が止まってしまう。
一例を挙げれば、「授業の目的」「授業の到達目標」「授業の概要」。
これらはそれぞれ独立した項目で、当然ながらキッチリと内容を分けて記述しないといけないんだけど…目的と目標の違いって?
念のため調べてみると、

「目的」とは、「目指すべき的」
「目標」とは「目指すべき標(しるべ)」

……え〜っと…も少し詳しく。

「目的」とは、「なぜ・何のため」にその仕事をするのかという理由や意義のこと。
「目標」とは、「いつまでに、どういう状態にするか」というゴールのこと。

確かにそうやって捉えると、「この授業を受けるべき理由」と「この授業で達成するべきこと」という別々の意味だとわかる。わかるんだけれど、それってイチイチ明確に分けて記述しないとダメ?
ガチガチな法的手続き書類でもあるまいし、一連の文章の流れで目的・目標・概要って伝わらない?

なんでも聞いたところによると、これらの要項がどれだけ守られているかを文科省が全てチェックして、ミスがあると1%単位で大学への予算が削られるのだそうだ。大学全体で10%のミスを指摘されると、それだけで数千万円の予算カットだとか。
う〜ん…単なる予算削減の口実じゃなきゃ良いんだけどね。
皆様、メリークリスマスです。
とか書いてる最中に地震.....かなり揺れたけど速報値は震度3。
なんか最近、異常なくらいに各地の火山が活発化してるのに殆ど報じられないし、震度や火山活動に関する発表内容に不信感を持ってしまう。

さてさて、Xmasでも大学はまだ後期集中講義期間中で週末まであいてるので、ヤル気のある学生さんは授業がなくとも登校して来て自習や課題をやってる。
独学では大変そうな内容を抱えてる学生さんのために、こちらもボランティア出勤で対応。普段は授業時間などの制約があって充分に教えられないことも、ここぞとばかりに贅沢なマンツーマン授業。
「なんでギャラも出ないのにそこまで付き合うの?」と良く聞かれるんだけれど、自分が学生だった頃に指導者の方々にやって欲しかった事を実践するよう心掛けている。
なにより、学生さんのお役に立てるのは自分のモチベーション維持にもつながる。

画像のクリスマスカードは、今年ご縁のあったアフリカにちなんでバオバブツリー。
20年以上前にデザイナーとして独立した頃、ほぼ同じタイミングで独立されたイラストレーターさんと巡り会い、よく一緒にお仕事をさせて頂いた。
その後、自分が印刷系の仕事から離れたり、イラストレーターさんもご多忙になったりで、いつしか連絡もとらないまま月日は流れ....。
それが先月から始めたFacebookが縁で再び連絡を取れるようになり、画家として成功されて最近アトリエをオープンしたと知り、早速お祝いに行って来た。
当時、ご自宅兼仕事場に仕事の打合せでお邪魔していた頃には赤ちゃんだった娘さんが、もう大学生になられているという事実に、今更ながら年月の流れを実感。
でも、オープン祝いとしてお花と一緒に買って行ったプラモデルで一緒に盛り上がってる間は、20年前と同じ空気を味わうことが出来た。

それにしても最近、古い付き合いのお方と良く会っているなぁ。....それ何てフラグ?
15年前に専門学校で担当した、元教え子さんと会食。
卒業後は震災の直後に街でバッタリ遭っただけで、一緒に食事するのも15年ぶり。
最近始めたFacebookのおかげで今回の機会を作れたんだけど、15年前のヤンチャな娘さんも立派なレディになられてて、逆にこちらが説教される始末。
普通、よほど仲が良かった友人でも15年ぶりとなると微妙な空気になったりするものだけど、なぜか最初から本音トーク全開で、年月の流れを感じさせない楽しいひとときを過ごせた。
これまでに送り出した教え子さんは1,000人を超えてると思うけど、不思議なことに何年経っても忘れられないキャラクターが、僅かだけど確かに存在する。
翻って、果たして自分は教え子さんたちに憶えていて貰える存在だっただろうかと考えてみる。一期一会、誠意を持って接していきたいものだ。


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