我が命の削り節。
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大学の今期の授業が終了し、来期のシラバス入力が始まった。
最近は文科省の指導というか締め付けというか、過干渉なのでは?と疑いたくなるほどの様々な決まり事が大学に押し付けられていて、シラバスの入力も異常なくらいに細かい要項を満たさないといけなくなった。 もちろんユルユルのノーチェックは論外だし、昨年のSTA◯細胞事件で大学の権威も揺らいでいる現状を鑑みると、より厳格なものを目指すことに異論はない。 でも、その細かい要項の一つひとつに目を通していると、これは年間を通して授業を教えた経験がある人が考えたのだろうか…と疑問に思う項目がチラホラ。 あくまで個人的な印象だけれど、単なる言葉遊びや机上の空論のように感じる項目が目について、そのたびに入力の手が止まってしまう。 一例を挙げれば、「授業の目的」「授業の到達目標」「授業の概要」。 これらはそれぞれ独立した項目で、当然ながらキッチリと内容を分けて記述しないといけないんだけど…目的と目標の違いって? 念のため調べてみると、 「目的」とは、「目指すべき的」 「目標」とは「目指すべき標(しるべ)」 ……え〜っと…も少し詳しく。 「目的」とは、「なぜ・何のため」にその仕事をするのかという理由や意義のこと。 「目標」とは、「いつまでに、どういう状態にするか」というゴールのこと。 確かにそうやって捉えると、「この授業を受けるべき理由」と「この授業で達成するべきこと」という別々の意味だとわかる。わかるんだけれど、それってイチイチ明確に分けて記述しないとダメ? ガチガチな法的手続き書類でもあるまいし、一連の文章の流れで目的・目標・概要って伝わらない? なんでも聞いたところによると、これらの要項がどれだけ守られているかを文科省が全てチェックして、ミスがあると1%単位で大学への予算が削られるのだそうだ。大学全体で10%のミスを指摘されると、それだけで数千万円の予算カットだとか。 う〜ん…単なる予算削減の口実じゃなきゃ良いんだけどね。 PR ![]()
恐ろしいですね……
どこの大学でもそうなのでしょうか。恐ろしくプレッシャーのかかる新制度ですね……まさに恐怖の言葉遊びの域です(笑)
こうして大学や教授方が苦労していらっしゃると思うと、学生の私も今年度以上に真剣に講義に取り組まねばと気持ちを改めました。
ですねー
>poketamaさま
大学からシラバス入力のための分厚い書類まで送られてきました。教員がちゃんと記述してくれないと予算削られちゃうので、大学も必死なようです。 おかげでひとつの教科を入力するだけで3時間も掛かってて、全然終わる気がしません。開発作業したいんですけどねぇ…。 ![]() |
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