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我が命の削り節。
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動物病院に保護された猫たちのうち、生後二ヶ月の子猫たちはすぐに里親さんが決まるだろうということで、募集の窓口は動物病院さんに一本化。
生後六ヶ月以上の猫たちの募集を、こちらで引き受けている。前回の記事にもあったように、ネットによる募集は24時間受付で便利な反面、匿名性があるので冷やかしやら様々なリスクやらを覚悟しないといけない。
そんな中、今日は素敵な里親希望さんに巡り会うことが出来た。数日前からのネットを通じた交渉の末、動物病院での猫との面会。
ご希望の猫はすぐに気に入ってくれたんだけれども、病院のスタッフさんは何やらもじもじ。
実はこの猫には一緒に保護された姉妹が居て、ここに収容されてから片時も離れない仲なのだそう。
それをずっと見て来たスタッフさんは、片方だけが貰われていって離ればなれになるのを気に病んでいたのだ。
そこで駄目もとで、里親希望さんにもう片方の猫も引き合わせることに。スタッフさんが事情を話すと、なんと里親さんは「じゃあ、キミもウチに来る?」と、その場で即決。素敵。
こんなにおおらかで懐の深い里親さんなら、きっとこの姉妹猫も幸せに暮らしていけるはず。
里親さんと猫たちが帰っていったあと、動物病院の中はなんともホンワカな空気に包まれていた。

世の中、捨てる神あれば拾う神ありですなぁ。

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昔はどちらかというと好きではなかった、冷やし中華。
それが歳をとって、いつの間にか自然に食べたいと思うようになった。
最近はちょっと大きめのスーパーに行けば、色々な麺や具材が選び放題。
わりと日持ちする生麺なんかもあって、試してみたら充分に美味。
スープを買うのを忘れて麺つゆとお酢とごま油で自作してみたんだけど、
普通に美味くてなんか笑ってしまった。
ちょっと失敗だったのは、麺を茹でる量。ついつい昔の元気だった頃の感覚でドーンと鍋に入れてしまう。
食べきれないって程じゃないけど、食後に胃がもたれる事が多くなった。




先日の亡き知人が遺した猫たちは、現在のところ子猫が一匹だけ里親さんに巡り会えたのみ。
大手サイトさんで里親募集を掛けてるんだけど、里親希望のメールが来ても、一〜二度の連絡のやりとりで音信不通になる人が多い。
他のサイトで別の猫を譲り受けたり、希望を出したあとに事情が変わったりとか、色々あるんだろうけれども、それにしたって突然プッツリと連絡を絶つのはどうかと思う。
そういう人が、本当にビックリするくらい多くて気が滅入ってしまう。まぁ、変な人の手に渡らなかっただけ良かったと思うことにしよう。

多忙やら家族の癌やら自身の体調やらで、とてもブログまでは手が回らない状態が長く続いていたこの一年。
今もその状況は変わってはいないのだけれども、色々と深く考えさせられる出来事があって、久しぶりに重い腰を上げて記事を書くことにした。

実は先日、知人がご自宅で急逝した。行きがかり上、様々な手配やら何やらで駆け回る事になり、ようやくそれも一段落してきたところ。
互いに肉親と離れて暮らし、同じ猫飼いということもあり、生前はよく冗談まじりに「自分の身に何かあったら、猫をよろしく」と約束を交わしていた仲。
今回はまさしくそれが現実となってしまい、呆然とする間もなく、部屋に遺された猫たちを救出するべく警察・アパート管理会社・動物病院との間で話をつけ、なんとか無事に猫たちを救出・保護できた。
猫たちは動物センターに回されると先行きに不安が残るので、自分がお世話になっている動物病院に頼んで保護してもらった。目が飛び出るような実費が掛かるんだけれども、なんとアパート管理会社さんが負担してくれることに。世知辛い世の中、こんな神対応の会社があるなんて感動。

今回の一件で、命の儚さやあっけなさというのを嫌というほど痛感。ましてや自分が抱えている病のことを考えると、いつ自分が同じことになっても不思議ではない。それを考えると、こうしたブログなどはまさに生きている者の活動の証だし、遺される者へのメッセージでもあると思う。
闘病日誌をつけていた頃は、確かにそんな心構えでせっせと更新していたはずなんだけれども、日々の暮らしの中で難病との闘病すら日常になってしまい、当初の危機感や緊張感といったものをすっかり忘れていたように思う。
ここはひとつ、これまでの慢心を反省し、もう少しマメに生者としての証を残していこうかなと思ったわけです。


『貴賊ビクトリア 3DCG版・開発画面』
さてさて、今回の記事の主題なのですが、掲示板のほうでチラホラと告知しておりましたサイト内コンテンツの3DCG化計画。
ただでさえMFDが長期お待たせモードに陥っているのに、なぜ他のコンテンツを手間ひまかけて3DCG化?というお声もあるかと思います。そりゃごもっとも。まぁ色々と内情はあるのですが、大きな理由としてFLASHの先行きが不透明になってきたのと、2Dでは自分の表現したい事が充分に実現できなくなってきたこと等があります。そんな中、キラ星のごとく現れた神ソフトUnityさんのおかげで、閉塞感に包まれていた制作環境が激変。ハッキリ言って、作業しててメッチャ楽しいです。「これだ、これだよ俺が求めていたのは!」みたいな感じ。
ほんでもって、なんでMFDを真っ先に仕上げないかと言いますと、これも掲示板に書いたと思いますが、触り始めのツールって最初の一年くらいは試行錯誤の連続なのです。ほんの二週間前の自分の技術が前時代の物に感じられるほど、次々と新しい事が出来るようになっていくし、言い換えれば最初の頃に作ったものは後で見るとヒドイ、酷過ぎる...という事態に。
そこで、まずはUnityの慣熟訓練を済ませるために、無駄な事を考えずに済む既存のコンテンツを練習材料にしていく訳ですな。
まずは貴賊ビクトリアですが、もともとFLASH版も全く未完成の状態だったので、3D化というよりは「ようやく本来の姿で制作開始」的な雰囲気です。
今のところ海戦モードはシステムがほぼ完成、大砲をガンガン撃ちまくって遊べる状態です。相手を沈めると宝箱や食料品の樽、資材なんかがプカプカ浮いてくるので、それを回収して次の獲物へ!という流れ。
それともうひとつ、海戦モードと並んで冒険モードというのを検討していて、こっちはビクトリア本人を操作して船上や船内、陸地なんかを歩き回って謎解き・宝探しを楽しめるといいなぁ...なんて考えてます。こっちのモードは、ようやくビクトリアの移動・戦闘が可能になった状態。まだまだ未完成です。




『魚雷戦用意!! 3DCG版・開発画面』
つづいては魚雷戦用意の3D版。一時はこれが一番、開発が先行していて公開間近かとも思っていたんですが、某国の悲惨な海洋事故もあって一時制作を停止、内部処理を見直していたところ、物理挙動の取り入れ方にマズイ所が散見されたので、根本から改良中です。とはいえ3DCGモデルやゲーム全体の仕組みは既に出来ているので、たぶん年内には公開できるかと。
FLASH版では不十分だった水中機動が自由自在!カメラも360度グリグリと視点変更できます。水上艦を撃沈したら、船体がボキッと折れて沈む演出もあるですよ。



『ガンダイン 3DCG版・開発画面』
これまた突飛な、まさかのガンダインさん。しかも地上戦って...もう火星軍に地球侵攻されてる?
察しの良いかたならお気付きかも知れませんが、これこそMFDの試作に一番近いのです。人型キャラを操作し、跳んで走って撃って斬っての豊富なアクション。ビクトリアの冒険モードと違い、こちらは近未来的な武器(ビクトリアの飛び道具は火打石銃!!)なので、ジャックの好きな銃器の挙動テストも兼ねてます。マズルフラッシュや薬莢、曳光弾の軌跡とか。
いちおうガンダインとしても完成させたいとは思ってますが、これで得られたノウハウを使ってMFDの制作をガンガン進めたいので、コレ自体は途中でほったらかしになるかも...。



『肝心のMFDは...』
まだお見せ出来るほどの状態になってないので、残念ながら今回サムネは無しです。現在、システム面よりも「12doorsシリーズらしい動き」というのを研究中でして、たとえばヘッピリ腰で恐る恐る扉を開ける仕草とか、不意に敵と遭遇したら腰を抜かして尻餅とか、狭いダクトのそばで操作放置すると勝手に潜りこんじゃうとか、そんなおバカな事を試してニヤニヤしとります。
どうぞ気長にお待ちになってね。
大学や専門学校の教え子さんたちの卒業ラッシュ。みんなおめでとうー!
専門学校なら二年、大学なら四年の付き合いになる子も多いから、毎年この時期になると感慨深いし、やっぱり少し寂しい。
とくに大病してからは、毎回のように「あと何度、卒業生を見送れるだろう」と考えてしまう。いつか訪れるその時のためにも、出来るだけ悔いの残らない授業をしたいと思う。

めでたい時期なのに妙にしんみりムードなのは、腎臓の専門病院での検査結果が「予想通り」悪かったせいだろう。
端的に言うと、腎臓の破壊が進行してて残りの機能が38%しかない。ちなみに10%切ると人工透析開始。7年前の心臓手術の際には50%くらいの機能が残っていたから、その後12%も悪化したわけだ。
しかも悪いことに、通常は検出されないような成分なんかも検査で出ていて、専門病院の目から見てもやっかいな症例ぽい。院長先生が検査結果みて「なんだコレ?」って呟いたときには、思わず吹いちゃった。両親の血縁関係とか学生時代の尿検査結果とかまで聞かれて、なにやらタダごとでない雰囲気。
そして例によって、これまで何度も苦しめられて来た「侵襲的検査」をまた受けろとのこと。しかも今回は脇腹を切開して腎臓を露出させ、鉛筆の芯ほどもあるぶっとい針を挿して組織を採取するという。大量出血のリスクがあるうえ、なんと二週間も入院して費用もウン十万円かかるそうな。そこまで代償を支払っても、それは治療ですらないってのが泣けてくる。
せめてもの救いは、頸椎症による右手の脱力と麻痺の進行が止まったことくらい。小指の痺れは残ったままだけど、一日中なので逆に慣れてしまって気にならなくなった。力が入らないので手に持ったものをポロポロ落とし易いのと箸を扱えないのが厄介だけど、マウス操作とキーボード入力に大きな支障はないのでオッケー。

そんでもって、今度こそ決定版になる予定のMFDのシステムが、ほぼ完成しつつある。あくまでシステムの話ね。今回はキャラの全身像も見えるし、昇ったり跳んだり押したり這ったりと動作が豊富で、なんとマウスクリックだけで全操作可能。更にはオートマッピング、アイテム所持数無限、セーブスロット10カ所と大サービス。さすがに7年も試行錯誤したおかげで、我ながらシステムは洗練されたと思う。
あとは肝心のシナリオなんだけど、あまりに長い時間が経過したので、当時の内容では時代的に陳腐化してしまってて使えない。今の時代にマッチしつつ、これまでにヨソさまに先を越されちゃったアイデアを新しい物に練り直しつつ、それでいて飽きさせないシナリオにすべく、鋭意制作中どす。

随分と久しぶりのブログ更新。
一体ナニをやっていたのかと言えば、多忙と体調不良の集中攻撃です。
まぁ仕事が忙しいのは誰も同じだと思うので割愛して、これまでの体調経緯をば。

まずは体内出血と、それに伴う低血圧・血液不足。
腎臓と尿道、膀胱、腸内で異常出血が頻繁に起きるものだから、数ヶ月に一回の割合で重度の貧血に見舞われた。
昨年は特に酷くて、担当医から輸血を強く勧められる事態に。太陽が眩しかったり、食べ物がうまく飲み込めなかったりしてたんだけど、みんな血液不足による症状だった。
結局、六年間も飲み続けた凝固抑制剤ワーファリンや利尿剤ラシックスの服用を中止して、出血阻止と血液量回復につとめることに。
冠動脈にステントが埋め込まれてることを考えれば、ワーファリンの中止は結構なハイリスクなんだけど出血阻止を優先することになった。

血液問題が一段落したあたりで発症したのが、堪え難いほどの首の痛み。
まるで万力で締め付けるような、首の骨を内部からジワジワとへし折られるような、なんとも表現し辛い激痛で、頭痛・眼痛・吐き気・めまいが同時に襲って来る。
大抵、かすかな首の違和感から始まって、数時間後には痛みのピークでのたうち回る。夜間に襲われることが多くて、一睡もできない日が続いた。
症状は数日で引いていき、また数日後に現れるという繰り返し。外科にかかってみたけど、予想通り「筋肉の疲労からくる痛み」という期待外れな診断と、対症療法のみの薬の処方。

そうこうしてるうちに、もともと状態の良くなかった腎臓の数値が悪化。
いま心臓で通っている病院には腎臓の専門医がいないので、有名な専門医がいる他の病院に通うことになりそう。
人工透析まではまだ若干の猶予がありそうだけど、厳重な食事療法が待っていると予想。

そして現在、なんと右手麻痺の危機にある。
年明けあたりから右手小指が痺れだし、二週間ほど前からは右手全体に力が入らなくなった。
始めは軽い筋肉痛のような症状だったけど、この数日はみるみる悪化して、ついに箸で食事をとれない状態に。
ワーファリンの服薬中止から半年経過していることもあり、脳内出血か血栓を疑って脳神経外科に駆け込んだ。
MRI検査の結果、幸いにも脳内出血の形跡はなし。しかしX線検査で頸椎に数カ所の変形を確認。神経の通り道を圧迫しており、これが首の激痛と右手の痺れ・脱力を起こしている模様。
ようやく原因は判明したものの、手術は危険すぎてお勧めできないと医師に言われる。
そうは言われても、たった二週間たらずで箸も扱えないレベルまで悪化してるのだから、放置したらひと月も待たずに右手が使えなくなるんじゃないかと激しい不安。
医師曰く「とりあえず一週間様子を見て、どのくらい進行するかで判断しましょう」とのこと。トホホ…。

心臓病に体内出血に腎臓悪化に頸椎変形に右手麻痺とか、どんだけハードモードなのよ。
そんでも少ない時間をやりくりして、ちゃんとMFD作っておりますよ。またゼロからやり直してるけど。

愚痴ばっかりだとアレなんで、先述の脳神経外科のお話。
今まで色々な病院のお世話になってきたんだけど、この脳神経外科さんはダントツの最先端病院だった。
もしかして大学病院とかよりも設備充実してるんじゃね?ってくらいで、開業医とは思えないゴージャスな医院。
待合室には日替わりでアロマが焚かれているらしいんだけど、それもハイテクな電子機器製品でパッと見にはとてもお香には見えない。
患者が履くスリッパは除菌・抗菌済みで、診察を終えて帰る際にはこれまたハイテクなスリッパ除菌装置に回収するという徹底ぶり。
看護士さんたちはみんな耳にイヤホンをしてて、院内の連絡は全てそのイヤホンで伝わっているらしく、スタッフ間での内線電話とか口頭での連絡とか一切なし。
ちょっとイヤホンに人差し指あてて軽く頷いたかと思うと、受診や検査の順番が来た患者を呼んだり
書類をどこかに届けたり。
なんか凄く格好良くて、ドラマの24とか映画のミッションインポッシブルとかを思い出した。看護婦さんというよりも、エージェントとか一流秘書とか、そんな感じ。
いざ問診をうけに医師の元にいくと、デスクにはでっかいモニタが四連で並んでる。ツインモニタだって「おぉ〜」ってなるのに、4つも並んでるとか凄腕のハッカーみたい。
もちろん設備がハイテクで充実してるから名医だとは限らないだろうけど、なんだか見てるだけで色々と楽しめる病院だった。


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